それはとても疼くような…
虫歯や。
昨日、突如熱いものに痛みをもって反応し始めた私の歯。
鈍く、重みのある痛みである。
しかしすぐに消える。
私はこの痛みの正体が知覚過敏であると信じたかった。
けれども、もう一人の私がこう呟くのです。
熱いのが滲みるのって、結構ヤバいって聞いたことない?
知らぬ存ぜぬを貫くにはエビデンスがないに等しい。
がしかし、もう一人の私の説も出所が判然としない。つまりこれもまたエビデンスに欠ける。
いやいやいや…
私はこれ以上ないってくらいの、殊に我が身への説得力が尋常じゃないエビデンスを持っているではないか。
そう。
この痛みには身に覚えがある…
今日になると、痛みは無視できないくらいに悪化してきた。
昨日は痛くなってもすぐにひいたのに。
飲み物を口に含む度に、痛くなって10秒ほどひきずるのである。
たまらず急遽歯科受診。
案の定虫歯や。
しかも痛いところとは別にもう一ヶ所見つかるっていう…
幸か不幸か。
いやまぁ、
幸か。
とりあえず、貧乏一人暮らしには大した出費である。
健康は大事ですな。
そんなわけで治療開始。
麻酔の変な感覚に、何か常にヨダレが垂れてるんじゃないかと不安になるのは何故。
喋りづらいし食べづらいし…
しかしあの痛みとオサラバできると思えば。
背に腹はかえられんです。
歯、ちゃんとみがいてるのにな。
歯間ブラシも使ってるのにな。
ちっちゃい頃に怠ったから、虫歯できやすくなったらしい。
まぁ、親の愛によって虫歯菌を口内にとりいれてしまってから、
私の人生は既に決まってたようなもんだ。
父は虫歯でよく歯科受診しとったがな。
親父似か、わしゃ。
…。
お後がよろしいようで。。
ああー。
月9がっ。身悶えっ。